『蘇生』にて。
はい。再び実家に帰って参りました。
と言っても、結構すぐまた戻るんですがね。部活の合宿とかありますし。
。。。
はい。テストも無事(?)終了し、もう学校へは行く用事は無いかとも思われていたのですが、先日「心肺蘇生法・AED使用法の講習と実習」というモノに参加してきました。
心肺蘇生とは皆さんご存知の通り人工呼吸や心臓マッサージなどのことをさしますが・・・。
AEDとはご存知でしょうか?
AEDとは・・・
まぁ、僕もよくわかりませんが停止した心臓に電気ショックを与えるための道具です。
※危険ですので小さなお子様の手の届かないところに保管しておくと良いでしょう。
今は、学校や駅、病院などの公共施設に設置されていると思います。
※ドラえもんのポケットには入っておりません。
病院以外の場所に置かれているので、もし外などで人が倒れた際は探して来ると良いでしょう。
でも、使い方を知らないともしもの時に意味が無いので、今回のような講習会が開かれているというわけです。
そんな、とても大事な講習の今回の参加者は・・・
11人。
少ねっ!!
しかも内学生は僕を含め3人。
おいおい、もし友達とかが突然目の前で倒れたりでもしたらどうすんのさ?って感じですね。
そりゃ、皆どっかで一回は蘇生法習うとは思うけどさ。
そうなんです。車の免許などを取ってる人は絶対一度は受けるはずなんですよ。
覚えてますかね?
ではでは、今回はちょっとおさらいしてみましょうww
題して『智斗の”心肺蘇生法のおさらい”』
拍手!!
・・・を今した方、近くに人がいたら「どうしたの?」って聞かれちゃいますよ?ww
ではでは本題。
手順①
倒れてる人の意識確認。
耳元で「大丈夫ですかぁ?わかりますかぁ?」と、段々と声の音量を上げながら聞いてください。
手順②
意識が無いと判断したら・・・
名指しで「119番お願いします!AED持ってきてください!」とお願いします。
ここで、「誰か!」と、不特定多数の人に呼びかけても誰も動かない可能性が高いので。。。
手順③
自分の頬を、倒れてる人の口元に近づけ、息をしているか10秒ほど確認します。この時、同時に胸の動きも確認します。
息をしていれば胸が上下に動きます。
つまり、視線は相手の胸に向ける形で頬を近づけます。
手順④
呼吸をしていないと判断した場合、ついに人工呼吸の出番です。
相手の瞼ら辺に手を当てながら、顎を上に向けて気道を確保します。
そして、口を開き、鼻をつまみながら1秒ほど息を吹き込みます。
この時、しっかり空気が送り込まれると相手の胸が膨らみます。
コレを2回。
手順⑤
人工呼吸を2回行ったら、今度は心臓マッサージ。胸骨を圧迫します。
大体、相手の乳首と乳首の間に、骨のつなぎ目みたいな箇所があるので、そこを30回ほど押します。
テンポは1分間に30回。
わかりにくいですよね。
そんな時は、「サザエさん」の歌を思い出してください。
ほら、あのドラ猫がお魚くわえて行ったのを裸足で追っかける主婦の歌です。
・・・ねぇ。魚を取り返しても果たしてそれが夕飯に使えるのかが疑問ですよね。。。
おっと、話題がそれた ^^; あの曲のテンポでOKです。
テンポがわからなくなったら近くの方に歌ってもらいましょう。
そして、押し方なんですが・・・
相手の頭に近い方の手を下にし、下の手を覆うように上に手を乗せるのですが、この時、下の手はパーで、上の手はグーの形にしてください。
あ、カタツムリみたいにはしないでくださいね?
下の手を上から握る感じです。
そうした手の形で、手の付け根の部分を使って、肘を伸ばしたまま押してください。
手の平ではないです。付け根です。
でもねぇ・・・いくら相手が人形だからと言っても、結構上手く押せないんですよ。
僕は、過去にボーイスカウトの訓練と、免許取得の機会に心臓マッサージを経験しているんですが、確か上手く出来なかった記憶があるんです。
だから今回も上手く出来るかわからなかったんですよね。
僕の前にやってる女性の方々も、力一杯押してるようでしたが、救命士さんみたいなベッコベッコといった感じの音は出せていませんでしたし。
そして、ついに僕の番。。。
めっちゃベッコベッコいいました。
友人M「・・・智斗の時めっちゃベッコベッコいってたね。」
僕「・・・。鍛えてるからな。(コンチキショー....orz)」
まぁ、救命士さんにも「上手ね★」と褒められたので良かったです。
まぁ恐らく、アレが本物の人間だったら
100%肋骨折れると思いますけどね。
人形のベッコって音=骨折だと僕は思いましたね。うん。うん。。。
さてさて。お次はAEDの使い方です。
手順①
心臓マッサージを施しても駄目な時、持ってきてもらったAEDなる物を使用します。
小さなカバンみたいなケースに入ってて、中には、AED本体と、タオルと、剃刀などが入っています。
・・・剃刀?
そうです。剃刀です。
何で入っているかと言いますと、決して、上手く蘇生できないからと言って一思いにトドメをさす為ではありません。
AEDとは電気ショックを与えるモノ。
体に電流を流すためのシートを張りつけるんですが、胸毛とかがあったら邪魔なわけでして。
つまり、胸毛を剃るために入れられているというわけです。
救命士さん「でも、こんな小さな剃刀じゃ足りないぐらいの胸毛が生えていた場合は・・・」
場合は?
救命士さん「一緒に入った強力な粘着シートで
ベリベリっとしちゃいます★」
・・・うん。
電気ショック受ける前に目が覚めそうだ。
まぁ、そんな下準備を済ませた後、電気を通すシート(+と-の二枚)を心臓側の脇腹辺り。反対の鎖骨あたりに貼り付けます。
この時、電気の通り道に心臓が位置していれば良いので、どっちのシートをどっちに張っても問題はありません。
シートを貼り、近くに人がいないことを確認し、機械が準備OKになったら、スイッチON!
※この時、倒れてる人には触れないでください。
その後、再び必要なら心臓マッサージを施してくださいww
こんな感じです!!
でも実際、人が倒れる場面に遭遇したら、ちゃんとできるんでしょうかね?
まぁ、知らないよりは・・・ってね ^^;
そうそう、人工呼吸って、口と口をくっ付けるわけですから、恋人等で無い限り抵抗があると思うんですよね。
そんな時のために、今は人工呼吸用のシートやマウスピースがあるそうです。
救命士さん曰く、それらを持っていると、お守りとなって
そういった場面に遭遇しないそうです。
・・・って、駄目じゃん!!
意味無いじゃん!!ってね ^^;
まぁ、皆さんそういった場面に遭遇したら積極的に協力しましょうww
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